お遍路6日目 天気 雨
歩数 42046歩 距離 36.86km 時間 12:32:50
6:00 起床 6:30 朝食 7:10 出発
8:15 20番 鶴林寺
11:10 21番 太龍寺
13:30 へんろ小屋「阿瀬比」(昼食)
15:50 22番 平等寺
19:45 橋本屋旅館(宿)
20:00 夕食
由枝という港町に泊まってます。
夕食はここで取れたお魚づくしでした!タイ、太刀魚、イトヨリ、イカ全て絶品でした!
お遍路にも理解がある奥さんで遅くに到着しボロッボロになった私をみて、すぐに洗濯してくれるし、濡れた靴に新聞紙を突っ込んでくれるし至れり尽くせりです。
お大師様に助けられました。
道で車を避けようと端に寄ったら滑ってしまい、1メートル下に落ちました。幸い金剛杖が支えになって溝ではなく沼?に落ちたため足を痛めただけで大事に至らず。わたしの全体重が掛かった金剛杖が代わりに折れました。一瞬終わったと思った。
今日は試練の連続。
徳島では「一に焼山、二に鶴林、三に太龍」と呼ばれるほど難所二連発。標高差500メートル二連発はキツかった。特に鶴林の急な下り坂は1.5キロしかないのに1時間以上かかってしまった。登って一旦下りてまた隣の山に登る、これが精神的にキツイ。もちろん肉体的にも。太龍から鶴林がちっさく見えるのだが、よくここまで来れたなと人間て凄いなと思った。その後の峠越えも苦しかったな。
ずっと雨でした。山登りは道が滑りまくり、泥濘まくりで思うように進めず、全身びしょ濡れ、靴はグチャグチャ。蒸し暑いのに時間が経つと汗が冷えて悪寒が走る。想像以上に過酷で意識は朦朧となる。
平等寺から旅館までの12キロはもう無心で何も覚えていない。。。
足のマメが深刻です。左のかかとと右の親指の付け根。雨で皮膚がふやけてるからかなりの激痛。その影響で終始変な歩き方になった。明日から歩けるのか。。。
大根峠越えの際、逆打ちしてるお婆さんと出会った。推定75歳。めちゃくちゃ元気。
「この雨で峠越えしてる人いないだろうなと思ったら会えた!」と喜ばれた。疲れ切っている私とは全然違う。「お遍路は無理したら続かないわよ、いかにラクするかだから。」とアドバイス頂いた。本当にそう思う。
逆打ちと言うことはあと少しで終わるのかな?ホントにお疲れ様です。
明日は足のマメと打撲の状況を見て工程を決めようと思います。数キロでも歩けるならまだリタイアはしたくない。
難所の鶴林寺に向けて出発! 雨で道が滑る、余計な力を使う。
昨日の疲労も残ってる中でこの急坂はつらい。
水呑大師到着、水飲めるかと思ったがそんなこともなく。。
途中景色が開けた場所。雨でも景色が美しい。そこそこ登ったかな?
1時間かけて鶴林寺到着。 雨のため霧で幻想的です。
鶴林寺本堂
鶴林寺の名前だけあって鶴がいた。
事前に調べてあったがこのお寺には本当に自販機がない。。
余分にお茶持って行ってよかった。今日は先が長いのですぐに出発
21番札所へ~~
せっかく登った山を一番下まで降り、となりの山にまた登る。
雨と疲労で途中写真一枚も撮ってなかった。。
太龍寺到着。 本堂
足の豆がつらい。
太龍寺 大師堂 階段の上にあり意外と遠い。。
わかりにくいが太龍寺からみた鶴林寺。
あそこに登り、いったん下ってまたここまで登った。
我ながら凄いな。
休憩そこそこに22番札所へ出発
途中の遍路小屋で昼食休憩。まだ峠越え+10キロある。。
しかし既に疲労困憊。山2つ登ればそりゃ疲れるわな。昨日の疲れもあるし。
たどり着くのか??でも歩くしかない。。
ここで道から左側の田んぼ?に落ちた。。。。
車きたから端っこ寄ったら雨と苔で滑り、溝に杖が挟まりつつ棒高跳びのような形でおちた。。
幸い脛を打ったぐらいで泥だらけになったが歩けそう。
杖は折れた。。。
いやぁ歩けなくなってリタイヤかなと思いました。。
平等寺到着。お寺の写真なし。。本尊のみ写真あり。
雨やまず、少し休憩し10キロ先の宿へひたすら歩く。
予定より1時間遅れで無事到着。
どこをどう歩いたか覚えていないぐらい無心だった。
後でGarminを確認したら雨のせいか記録がおかしくなってた。。。残念。
宿のおばさんに色々親切にしてもらいました。
靴に新聞紙詰めてもらったり、洗濯手伝ってもらったり、折れた杖にテープ巻いてくれたり、
至れり尽くせり。
御飯が豪華で救われます。タイもすべて地元でとれたものらしい。
いやぁ感激です。
0コメント